◆イースタン・リーグ DeNA0―1巨人(1日・平塚)

 巨人・田中将大投手(36)が1日、イースタン・DeNA戦(平塚)で降格後3度目の登板に臨み、3回1安打無失点と好投した。球団計測では最速146キロ。

安打も芯で捉えられた打球ではなく、「いい感じでアウトを積み重ねることができた。ボール先行もいくつかありましたけど、そこからカウントを立て直して結果的に抑えることができた」と手応えを口にした。

 当初は5月31日の同戦で先発予定だったが、雨天中止でスライド。他の投手との兼ね合いで3イニングとなったが、「力の出し方、力配分がリリーフっぽくならないように」と意識した。先発投手としての感覚を失わないよう工夫しながら、全てセットポジションから40球を投げ込んだ。

 降格後は3登板で計12回自責2の防御率1・50。課題と向き合いながら安定した投球を続けるベテランは「手応えを感じられる部分、コーチだったり監督と話をしていく中で、ポジティブな部分はすごくある。継続して引き続きやっていく」。結果を求めながら再昇格を目指す。(小島 和之)

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