◆JERAセ・リーグ 中日4―1巨人(1日・バンテリンドーム)
新守護神が記録に名を連ねた。中日・松山が9回から登板し、無安打無失点で今季20セーブ目をマーク。
昨季までチームメートだった助っ人右腕は、試合後も最後まで残ってトレーニングを行うなど、グラウンド外でもプロとしての自覚を見せていた。「野球に対する貪欲な姿勢を学んだ」。自身も、試合後は入念なリカバリーで体をケアするようになった。コンディション管理のための機器や、オフの米国トレなど、野球への投資は惜しまない。寮生とゲーム中に突然立ち上がり、シャドーピッチングを始めたこともある。「もっとこうしたら、もっと球速くなると思わん?」と問いかけ驚かせた。常に頭は野球のことでいっぱいだ。
チームは2連勝。