◆米大リーグ　ブルージェイズ４―８アスレチックス（１日、カナダ・オンタリオ州トロント＝ロジャーズセンター）

　アスレチックスの新人ジェーコブ・ウィルソン内野手が１日（日本時間２日）、敵地のブルージェイズ戦で今季３度目の４安打を放ち、打率３割５分７厘でジャッジ（ヤンキース＝・３９８）を追ってア・リーグ打率２位につけている。

　この日は右前、左前、中前、二塁内野安打と打ち分け犠飛も放った。

これで２２４打数８０安打。このペースでいくと２１６安打。２００１年イチロー（マリナーズ）の２４２安打以来の新人の安打数となる。

　２０２３年ドラフト全米６位で指名され、２年間はマイナーで７９試合に出場し、打率４割１厘の安打製造機ぶりを発揮。昨季昇格したメジャーでは２８試合で打率２割５分も、今季も新人王資格を有している。

　親子でメジャーリーガーとしても知られ、父親のジャック・ウィルソンは通算１２年、１３７０試合に出場した遊撃手。パイレーツ時代の２００４年オールスター戦に出場し、同年シルバースラッガー賞を受賞している。

　チームは最近１８試合に１勝１７敗と低迷も、新人遊撃手のバットから目が離せない。

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