◆米大リーグ マリナーズ―ツインズ(1日、米ワシントン州シアトル=T―モバイルパーク)

 マリナーズのカル・ローリー捕手が1日(日本時間2日)、本拠のツインズ戦で23号ソロを放ち、大谷翔平(ドジャース)を抜いてメジャー単独トップに立った。

 試合の均衡を破ったのはローリーのバットだった。

7回1死無走者、右腕パダックの初球の見送ればボールになるような低めのカーブを、膝を折りながらすくい上げると打球は右翼ポール際に飛び込む飛距離110メートルの先制23号。晴天の中集まったマリナーズファンの大歓声を背にダイヤモンドを一周した。

 ローリーは27日ナショナルズ戦で18、19号を放つと、ツインズ相手には30日に20、21号、31日に22号、そしてこの日と1週間6試合で6本の量産でア・リーグではジャッジ(ヤンキース)を抜き、ついに大谷をも抜いた。「4番・捕手」で投手陣を好リードしながらの豪打は貢献度抜群だ。

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