◆米大リーグ ドジャース3―7ヤンキース(1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でフル出場したが、4打数無安打だった。先発した山本由伸投手(26)は今季最短の4回途中7安打4失点で4敗目(6勝)。
ヤンキースの先発は昨季ドジャースで同僚だった左腕のヤーブロー。大谷は初回先頭の1打席目に空振り三振を喫すると、2打席目は中飛、3打席目は三ゴロに打ち取られた。8回1死の4打席目は右腕のウィリアムズと対戦して初球に反応したが二ゴロだった。これまで2度の月間MVPを受賞するなど得意の6月初戦だったが快音は響かず、打率は2割9分3厘となった。
先発した山本は、初回にドミンゲスに左前適時打を浴びると、同点となった3回にもライスに2ランを浴びるなど3点を失って勝ち越しを許した。4回途中の降板は今季最短で、被安打7も今季ワーストで、2奪三振も今季最少。降板してベンチに戻るとがっくりとうなだれてベンチに腰をかけて頭を抱えた。
昨季ワールドシリーズで対戦し、4勝1敗でドジャースが制した。今季レギュラーシーズンで唯一の3連戦。