メッツ・千賀滉大が長嶋茂雄氏に感謝の思い「野球界といえば」「今の僕らがあるのも」
長嶋さんへの思いを明かしたメッツ・千賀滉大（カメラ・村山みち通信員） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―メッツ（２日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　メッツ・千賀滉大投手（３２）が２日（日本時間３日）、この日肺炎のため８９歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督（報知新聞社客員）への思いを明かした。

　敵地・ドジャース戦の試合前に日本のメディアから訃報を聞いた右腕は驚いた表情を浮かべ「野球界といえば（長嶋さん）、という。

引っ張ってきた方だと思うので、ちょっと今ビックリしてるんですけど。僕の小さな頃に見ていた世代よりもちょっと上なので、本当に僕（の印象）は、野球をすごい日本に広めてくれた方というか。王さんの世代というか、そういうレジェンドの中のレジェンドみたいな感じで。日本の球界に貢献されたと思うので。ビックリしてます」とコメントした。

　ソフトバンク時代には、長嶋氏とともに野球界をけん引した王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー（８５）の下で野球を学んだ千賀。今季はナ・リーグ１位の防御率１・６０と躍動しており「本当に長嶋さんに関しては面識も（なく）、僕のことを知ってるかどうかも分からないぐらいだと思うんですけど。野球界に貢献してきたことは間違いないと思うので。本当に今の僕らがあるのも少なからずあのレジェンドの世代の方たちが築いてくれたからだと思っている。本当に言葉が出ないですけど」と感謝した。

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