「第38回大阪みなづき大会」(24、25日・豊中ローズ球場ほか)◆中学生の部 ▽1回戦 池田ボーイズ14-0貝塚ボーイズ

 大会ホストチームの池田は打線が躍動し、4回コールド勝ちで初戦を突破した。

 時折吹く強風にも後押され、池田ナインが怒とうの攻撃を見せた。

初回1死一、三塁。まずは4番・草場が「入るかどうか分からなかった。ビックリしました」と右中間へ先制3ラン。体が突っ込まないように、頭を動かさないことを意識した主砲の一打が、猛攻の幕開けを飾った。

 続いたのは柴田主将だ。「前の打者がホームランだったので、自分はヒットで塁に出て、ランナーをためよう」。言葉とは裏腹に、鋭く振り抜いた打球は左翼ネットを越えた。2者連続アーチで4点を奪うと、2回以降も堺の2点二塁打など攻撃の手を緩めず、毎回の14得点。投げても先発・森兼が「初回は結構緊張したが、2回からは普通に投げることができた。四球が少なく、三振もとれて良かった」と3回1安打無失点と好投した。

 前日から続いた降雨の影響で、試合開始が遅れたものの、選手は集中力を切らさず。投打ががっちりかみ合っての4回コールド勝ちに「全体的にバッティングが良く、盛り上がれた。

チーム状態はいいので、この勢いに乗っていけたら」と柴田。選手権大会支部予選を前に、まずはホストの大会で大暴れする。

 ★貝塚・前田主将「相手が打ってくるのは感じました。チームはいつもエラーが出るのでエラーを減らしたい。まずは守備からです」

編集部おすすめ