「第38回大阪みなづき大会」(24、25日・豊中ローズ球場ほか)◆中学生の部 ▽1回戦 大東畷ボーイズ11-4兵庫大久保ボーイズ
気合の丸刈り頭で勝利をつかんだ。「2週間前まで毛があったんですが、同じ方向を向くためみんなで切りました」と鈴木主将。
2番・村上鉄が攻守で躍動した。初回1死からチーム初安打の左中間二塁打で、3点先取のお膳立て。ぬかるんだグラウンドを逆手に取り、2回にはセーフティーぎみの犠打を内野安打にし、3回にはスクイズも決めた。守っても5回2死二、三塁で左中間の大飛球を背走キャッチ。俊足自慢の左翼手は「外野は前の状況。足を滑らせないよう意識して打球に合わせながら走った」と振り返った。
春季全国大会の支部予選準々決勝で大阪箕面にコールド負け。だが、4月下旬の練習試合で1勝1敗と好勝負し「少し自信がついた。夏の選手権予選が近づき、練習でもピリピリしてきた」と鈴木。見た目とともに、ムードも変わってきたようだ。