◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス2―5広島(3日・京セラD大阪)

 広島は、投打がかみあって2年連続の交流戦白星スタートで4連敗を止めた。昨オフに海外FA権を行使してオリックスに移籍した九里に対し、初回に先頭から4連打を含む7安打で3得点。

5回までに先発全員の12安打で4点を奪い、マウンドから引きずり下ろした。11試合連続で3得点以下だった打線は、2ケタ安打も15試合ぶりだった。投手陣は、交流戦初戦を任された玉村が、12球団トップのチーム打率を誇る強力オリックス打線を封じ、6回1失点で3勝目を手にした。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。

 ―打線が初回いきなり3得点

 「ラッキーなヒットもあったけど、よくつながったと思います」

 ―小園選手が先制打、4番・末包選手も10試合ぶりに打点をマークした

 「スエ(末包)は最後の(9回の犠飛)も出て、2打点かな。そういう打点を打点を稼ぐところを任されて、こっちもそれを期待している。どんどん打点を稼いでもらいたいね。小園にしても、今日はマルチかな。ここずっと最近、内容はまあまあだったんだけど、捉えたあたりが正面にいったりだとか、惜しい当たりも結構あった。でも、ああいうの(9回に当てただけの打球)がヒット(左翼線からファウルゾーンに飛び込むエンタイトル二塁打)になって、マルチ安打になってくれると、また乗っていけると思う」

 ―九里投手の印象について

 「やっぱり防御率も2点台前半だし、貯金もしているいい投手だなと感じました」

 ―玉村投手について。前回登板後は3巡目が課題と言っていた

 「よく頑張ってゲームをつくったと思います。ただやっぱり球数的(6回86球)にも、次の7回というところは、やっぱり週頭だし、こっちとしては行ってもらいたいというのはあった。

いい投球だったと思います。1イニングでも伸ばして、ベンチの信頼を勝ち取れるように頑張ってもらいたいなと、また次回登板、期待しています」

 ―交流戦は2年連続の白星スタート

 「まだ1試合目だからね。まあ連敗中だったし、連敗が止まったというのは良かったと思います。また一戦一戦、また明日の試合を頑張りたいです」

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