◆米大リーグ レッドソックス―エンゼルス(3日、マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイ・パーク)
右肩手術からの復活を目指し、リハビリ中のレッドソックス・吉田正尚外野手が3日(日本時間4日)、本拠地でのエンゼルス戦の前に、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんの訃報に際し、「正直、テレビでみた印象しかないんですけど、英語を交えての言葉にユーモアがあって、もちろん、情熱が一番にある方というイメージ。それプラス、やっぱり、ファンあってのプロ野球ということを(認識)していた第一人者じゃないかと思います」とコメントした。
1990年代生まれの選手にとって、長嶋さんの現役時代は、生前の話。それでも、テレビを通じて報じられる偉業や逸話は、プロの門を潜った人間なら誰もが世代を超えてリスペクトするレジェンドだ。「一度は、お会いしたかったなと思います」と語り、「御冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
この日の吉田は、早出で、キャッチボールを行い、下から返球をトスする形で、外野守備練習にも参加。フリー打撃では、右中間に柵越を放つなどメニューをこなした。