◆米大リーグ マリナーズ1―5オリオールズ(3日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)
前巨人でオリオールズの菅野智之投手(35)が3日(日本時間4日)、日本時間3日に肺炎のため89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(報知新聞社客員)を悼んだ。菅野は「やっぱり言葉にならなかったですし。
最後に長嶋さんと会ったのは24年の巨人のファンフェスタだった。訃報は前日に携帯のニュースで知ったと言い、「やっぱり日本のプロ野球のシンボルのような存在だと思いますし、日本で野球をやってる選手であれば、もう知らない人はいないと思うので、もちろん残してる成績だったりとか、そういうのも素晴らしいですけど、ほんとに、プロ野球という、プレーで見せるというか、本当にプロフェッショナルな選手であり、監督さんであったと思う」としのんだ。
この日は敵地のマリナーズ戦に先発。7回を5安打1失点で4試合ぶりの5勝目を挙げた。初回はクロフォードをスプリットで中直、ポランコをカーブで一ゴロ、ロドリゲスをスイーパーで遊ゴロと3者凡退と好スタート。1点リードの2回2死から7番122キロの巨漢テレスに内角のカーブを右翼席にたたき込まれ同点ソロを許したが、安定感抜群のオールドルーキーは崩れなかった。
渡米1年目の菅野は7回も3者凡退に仕留め5安打1失点5奪三振、1与四球で防御率は3・04をマーク。直近9試合で6度のクオリティースタート(QS=6回以上自責3以内)をマーク。71イニングは日本人メジャー最多だ。