◆イースタン・リーグ 巨人―ヤクルト(4日・Gタウン)

 巨人の山田龍聖投手が、イースタン・ヤクルト戦に先発。5月末でウエスタン・リーグのくふうハヤテへの派遣が終了し、巨人復帰後初登板初先発となったマウンドで5回83球を投げて2安打1失点、3奪三振、1四球と好投した。

 初回、先頭・山野辺の右前安打から味方の失策も絡んで1死三塁のピンチを背負い、3番・松本直の三ゴロが野選となって先取点を奪われた。それでも崩れることなく後続を断つと、2、3回は3者凡退。4回は初回以来となる走者を背負って1死一、二塁とされたが、浜田を左飛、西村を146キロ直球で見逃し三振に仕留めた。4点差の5回はこの試合3度目の3者凡退に封じ、リードを守ってこの回限りで降板となった。

 最速147キロの直球にスライダー、チェンジアップで緩急を利かせ、時折クイック投法も織り交ぜて試合を組み立てた。“復帰戦”を上々の内容で終えた左腕は「久しぶりにジャイアンツのユニホームを着てマウンドに立ち、ジャイアンツの仲間と共に戦うことができてうれしい」とコメントした。

編集部おすすめ