巨人の最速159キロ右腕・田村朋輝投手(21)が、ウエスタン・リーグに参入しているくふうハヤテに派遣されることが4日、分かった。近日中に発表される。

巨人では「ファーム・リーグ参加球団規定」に基づき、昨年は育成右腕の木下、今年は3月から5月28日まで育成左腕の山田を派遣していた。

 田村は22年育成ドラフト2位で巨人に入団し、2年目の昨年5月に自己最速を2キロ更新する159キロをマークした逸材。同年オフの台湾でのアジア・ウィンターリーグでは守護神を任され、防御率1・38で優勝に貢献した。3年目の今季、序盤は2軍戦で登板していたが4月からは3軍でプレーしていた。今年派遣された山田は先発ローテを担って防御率1・79と安定した投球を続け、巨人復帰後は2軍の先発ローテを担うなど飛躍。田村も静岡で鍛錬を積み、支配下昇格への土台を築き上げる。

編集部おすすめ