◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ロッテ2x―1巨人=延長10回=(5日・ZOZOマリン)

 巨人が延長10回、ロッテにサヨナラ負けし今季2度目の4連敗となった。先発の山崎伊織投手は3回に一発を浴びて先制を許したが9回まで投げ3安打無四球で1失点と好投。

打線はロッテの先発・種市篤暉投手から5回に吉川尚輝内野手が3号ソロ本塁打を放ち同点に追いついたが、サヨナラ負けを喫した。3日に死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんへささげる勝ち星はならなかった。

 巨人は山崎伊織投手が7勝目を目指して先発。1回2死から池田来翔内野手が右前打、山本大斗外野手の三ゴロを門脇誠内野手が一塁に悪送球し、一、三塁とピンチを迎えたが、ソト内野手をフォークボールで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 しかし、3回に失点。1死から1番・藤原恭大外野手に右翼スタンドに2号ソロ本塁打を打たれ、1点を先制された。

 1点を追う巨人が5回に追いついた。4回まで無安打に抑えられていた種市から、吉川尚輝内野手が3号ソロ本塁打を右翼スタンドに運び、同点とした。

 巨人は8回1死から門脇誠内野手が三塁線へのセーフティーバントで投手内野安打で出塁し、2死から二塁盗塁。途中出場のオコエ瑠偉外野手、泉口友汰内野手が連続で四球を選び2死満塁としたが、キャベッジ外野手は中飛に倒れ、勝ち越せなかった。

 巨人は延長10回1死から門脇が左前打、増田陸が遊撃内野安打でつなぎ一、二塁としたが、オコエは二飛、泉口は右飛に終わった。

 延長10回からは山崎に代わって大勢投手が登板。

先頭の山本の左前打を左翼・丸が後逸し(失策)いきなり無死二塁のピンチ。さらに一塁への送りバントが犠打野選となり無死一、三塁、盗塁二、三塁となると藤岡裕大内野手を申告敬遠で歩かせ無死満塁。代打・角中勝也外野手は二飛、代打・岡大海外野手は投ゴロで本塁封殺し2死まできたが、なおも満塁から高部瑛斗外野手に痛恨の押し出し死球、サヨナラ負けとなった。

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