◆米大リーグ ジャイアンツ―ガーディアンズ(17日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)
レッドソックスからジャイアンツに移籍したラファエル・ディバース内野手が17日(日本時間18日)、本拠のガーディアンズ戦に「3番・DH」で先発出場。第1打席こそ空振り三振に終わったが、同点の3回1死一塁では右腕セコーニの直球を右中間二塁打として勝ち越し、地元ファンから大きな拍手を送られた。
試合開始前の移籍会見では「彼ら(首脳陣)が望む場所でプレーする」と話し、メルビン監督は「DHだけでなく、一塁も守ることになるだろう」と話した。
28歳のディバースはドミニカ共和国出身で2017年のメジャーデビューからレッドソックス一筋で、2021年に38発を放つなど30本塁打以上を過去3度記録するなど通算215本塁打放っていたスラッガー。
レッドソックスとは2024年から球団史上最高額となる11年3億3100万ドル(約439億円=契約当時のレート)の大型契約を結んでいた。昨年までは三塁を守っていたが、今季はブレグマンの加入でDH専任でプレーしていた。残りの契約もジャイアンツが引きつぐという突然のトレード。ナ・リーグ西地区首位戦線にとどまっているジャイアンツの主砲として期待されている。