◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人2―1日本ハム(18日・東京ドーム)

 巨人の西舘勇陽投手が7回5安打1失点で今季2勝目をマーク。通算3勝目で本拠地では初の白星を挙げた。

 序盤から飛ばした投球となったが、相手打線を翻弄。杉内俊哉投手チーフコーチは右腕の投球を「ブルペンからすごいよかったので操れているのかなって思いましたね、曲がり球も早い回からコントロールできていました」と振り返った。

 5回に先制されると、その後も満塁のピンチを背負ったが追加点は許さず最少失点で踏みとどまった。しかし「粘ったけども。そのあとフォアボール出して満塁にしているわけじゃないですか」と指摘。「1点取られてすぐ切り替えれば、次のバッター抑えられたんじゃないかなと思うのでね、ズルズル行きそうなところだったので、キャビー(キャベッジ)のファインプレーもあって大量失点にならなくてよかったです」と語った。

 今季初先発となった11日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)から2連勝。杉内コーチ「来週の火曜日は西舘でいって」と24日のロッテ戦(ZOZO)で2試合連続でカード初戦を託していた井上温大ではなく、西舘を登板させる考えを明かし「温大もいい時間を過ごせればと思うのでね、1週飛ばしてって感じだと思います」と話した。

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