◆米大リーグ ドジャース―パドレス(18日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースのエメ・シーハン投手(25)が18日(日本時間19日)、本拠地・パドレス戦で2年ぶりの復帰登板を果たし、4回65球を投げ、3安打1失点、6奪三振の好投を見せて降板した。最速96・7マイル(約155・6キロ)をマークした。
23年にメジャーデビューして4勝を上げた右腕だったが、昨年5月に右肘トミー・ジョン手術を受けて昨季は登板なし。今季も慎重にリハビリを進めて、この日が2年ぶりのメジャー復帰登板となった。初回は1死からアラエスに左前安打を浴びるもマチャド、シーツを打ち取って無失点。2回は先頭のクロネンワースに右翼への二塁打を浴び、2アウトは奪ったが、ディアスの二塁への強烈な当たりをエドマンがはじいて右前適時打となって先取点を献上した。1番タティスからの攻撃だった3回は3者凡退。4回はシーツ、クロネンワース、ボガーツから3者連続三振を奪った。
ドジャースはグラスノー、スネル、佐々木、ゴンソリンと先発陣に故障者が続出。大谷は復帰したが、まだ長いイニングを投げられる状態にはない。先発ローテは現状で山本、カーショー、メイの3人くらい。ぎりぎりのやりくりが続いているが、シーハンの復帰戦好投はド軍投手陣にとって久々の明るいニュースとなった。