◆米大リーグ ドジャース―パドレス(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が19日(日本時間20日)、大谷翔平投手(30)も「1番・指名打者」でスタメン出場した本拠地・パドレス戦に先発し、0―0の2回1死で迎えた5番・ボガーツに甘く入った89・9マイル(約144・7キロ)のスプリットを捉えられ、中堅左に飛び込む先制ソロを浴びた。2試合連続被弾となった。

 チームが5連勝で迎えたマウンド。先頭のタティスは右直、続くアラエスも右飛に打ち取った。ブーイングが起こる中で打席に入ったマチャドにはフェンス手前までの大飛球を打たれたが左飛で3者凡退だった。

 前回登板の13日(同14日)の本拠地・ジャイアンツ戦では5回途中で102球を投げたが、今季2本目の満塁本塁打を浴びるなど6安打5失点、4三振で5敗目を喫した。球審の際どい判定にも泣かされてメジャー移籍後ワーストの5四球を与えたが、試合後には「それ以前に自分のいい投球ができていなかったと思うので、とても力不足だなと感じます」と悔やんでいた。

 この日の試合が15試合目の登板。試合前の時点で6勝5敗、防御率2・64の成績をマークしている。中5日での登板が続いている6月はここまで3登板で0勝2敗、防御率5・65と苦しい投球が続いている。

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