巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手(30)が順調な回復ぶりをアピールした。
20日にジャイアンツ球場で行われた残留練習に参加。
11日のイースタン・日本ハム戦(Gタウン)で左手甲に死球を受け負傷交代。検査のため試合中に病院へ向かい、打撲と診断された。17日のイースタン・ロッテ戦(Gタウン)で復帰したが、再び痛みが出たため、新潟遠征には参加せず残留して調整を行なっている。
昨季はシーズン途中に加入し、56試合で打率2割9分4厘、8本塁打、30打点と文字通り「助っ人」の活躍だったが、8月11日の中日戦(バンテリン)で守備の際に左手首を骨折し離脱。DeNAとのクライマックスシリーズで復帰したが、チームは敗れ日本シリーズ進出とはならなかった。
今季はここまで出場46試合で打率2割1分8厘、2本塁打、8打点と低迷。8日に出場選手登録を抹消されていた。
来日2年目の助っ人は「とにかく早く回復をして、少しでも早く万全の状態で1軍に戻れるように頑張りたい」。チームの浮上に、エリーの復調は欠かせない。