◆米大リーグ ドジャース3―5パドレス(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 パドレスのM・マチャド内野手が敵地ドジャース戦後に怒りをあらわにした。4連戦で計8死球が飛び交う異様なシリーズの4戦目を制し、「勝利は勝利だ。

最終的には状況がどうであれ、相手が誰であれ、すべての勝利を数えなければならない。勝てる試合はすべて勝たなければならない。だから勝利の欄に戻れたことは確実に良いスタートであるし、ホームに戻って引き続き良い野球をすることが重要だ」と振り返った。

 5―0の9回1死、リトルから右肘付近に死球を受けた。これにはパドレスのシルト監督、ドジャースのロバーツ監督が怒りを爆発させ、ベンチを飛び出し、両軍ナインもベンチを出て、大谷らも輪に加わる。約7分間ほど試合が中断し、両軍監督は退場処分&警告試合に発展した。

 さらに5―2の9回2死三塁では、元阪神のスアレスが大谷翔平の右脇腹付近に死球。大谷はナインを手で制し、乱闘には発展せず。警告試合が宣告されていたため、スアレスは危険球退場になった。これにマチャドは「即退場となった。審判たちは協議すらしていない。これは典型的な不公平の例でだ。

俺たちが割を食った」と不満が爆発。「(ドジャースは)タティスのためにキャンドルでも灯して、明日すべての結果が陰性であることを祈るべきだ。あんな場所に当てられるのは誰にとっても良くない。マウンドに誰がいようと関係ない。今季すでに5回目か6回目だろう。もう十分だ」と古巣への怒りが止まらなかった。

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