◆イースタン・リーグ オイシックス―巨人(20日・ハードオフ新潟)
巨人の菊地大稀投手がイースタン・オイシックス戦に先発。初回に2点を失う苦しい立ち上がりだったが、5回5安打2失点、6奪三振と試合をつくった。
初回2死一塁から4番・大川に左翼への2ランを被弾。先取点を奪われると、打線が1点差に詰め寄った直後の3回は2四球と安打で無死満塁のピンチを背負った。追加点は避けたい場面で、後続を空振り三振、三邪飛、空振り三振に封じて切り抜けた。4回はこの試合初の3者凡退、5回は2死から二塁打を浴びたものの、最後は5番・ロドリゲスを空振り三振に斬って降板となった。
菊地は23年に1軍で50試合に登板したが、昨季は登板なしに終わり、オフに育成契約で再出発。今季は3月中旬に3軍降格となっていたが、3軍が参加したJABA選抜新潟大会では、5日の準決勝・JR東日本東北戦(ハードオフ新潟)に先発して9回4安打無失点、7奪三振で完封勝利。5月上旬から2軍に昇格し、2軍戦では先発4度を含む7試合に登板して防御率は1・80となった。