◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島0―4楽天(20日・マツダスタジアム)

 広島は、今季10度目の完封負けで5月3日以来の借金生活に突入し、6月4日以来のBクラス(4位)に転落した。交流戦は7勝9敗となり、2試合を残して勝率5割以下が確定。

昨年に続く2年連続の勝ち越しを逃した。

 前夜19日のソフトバンク戦で9年ぶりとなる16失点という惨敗を喫したチームは、この日も意地を見せられなかった。楽天・早川に対し、打線は初回2死二塁、2回2死二塁の得点機をいかせず。その後も好機はつくりながら、スコアボードに「0」を並べた。

 先発の森下は、7回7安打3失点で再び負けが先行する6敗目(5勝)を喫した。4回2死二塁からゴンザレスの中前適時打で先取点を献上。7回は1死から中島、ゴンザレスに連打を浴び、2死から辰巳に四球で2死満塁とピンチを広げ、太田の2点適時打で追加点を奪われた。マツダでの交流戦は直近5戦5勝だった。22年6月4日のオリックス戦以来の黒星で連勝がストップした。

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