◆日本生命セ・パ交流戦 2025 阪神1―2ソフトバンク=延長10回=(20日・甲子園)

 セ・リーグ首位の阪神が力尽き、連勝は「2」で止まった。1―1の延長10回。

及川が代打・石塚に勝ち越しの適時二塁打を献上した。3年連続で交流戦の勝率5割以下が確定した。

 先発の村上は8回5安打1失点。3本の二塁打を浴びるなど再三ピンチを招いたが、初回に失った1点のみに抑えた。モイネロとの白熱の投げ合い。相手は6回でマウンドを降りたが、村上は8回を投げ抜いた。

 攻撃陣は1点ビハインドの5回。近本と中野の連打で無死一、二塁の絶好機をつくった。しかし、森下と佐藤輝がいずれも中飛。停滞ムードが漂う中、大山がモイネロのチェンジアップを執念で中前にはじき返した。値千金の同点適時打。「みんなでつないで作ったチャンス、何とか得点につなげたいと打席に入りました」と余韻をかみしめた。

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