◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―1日本ハム(20日・バンテリンドーム)

 中日・大野雄大投手は今季最長の7回を3安打1失点と好投したが、3敗目を喫した。6回先頭の五十幡に右翼線への三塁打。

清宮幸に右犠飛を許し「伊藤大海投手との投げ合いで1点勝負。どっちが先に取られるかという展開だと思っていた。先に取られて悔しい」と悔やんだ。

 チームは新庄監督が率いる日本ハムに通算1勝9敗。この日の対戦も踏まえ「強いですよ、間違いなく」と認めると「ミーティングから、すごく気を使った。いろんな作戦もあるし、それは新庄監督が築き上げてこられたもの。いろんな注意を払わないといけなかった」と明かした。打線そのものも強力。14本塁打のレイエス、13本塁打の万波に加え「他の選手もコンスタントに5本以上。ここ(広いバンテリンドーム)とは、いえ一発は怖かった」と実感した。

 そんな打者たちを相手に「インサイドのまっすぐが良くて、突っ込んでいけた。それは良かった」と収穫も口にしながら「6回では満足しないし、この先も7回、8回と投げていけるように」と前を向いた。

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