◆米大リーグ　カブス―マリナーズ（２０日、米イリノイ州シカゴ＝リグレーフィールド）

　マリナーズのカル・ローリー捕手が２０日（日本時間２１日）、敵地のカブス戦に「３番・捕手」で先発出場。２８、２９号の２本塁打を放ち、ジャッジ（ヤンキース）に３本差、大谷翔平（ドジャース）には４本差をつけた。

　２８号は、初回２死無走者で左腕ボイドの外角低めの直球を強振。打球は２４度のライナー、打球速度１５８キロながら左中間最前列に突き刺さる飛距離１１６メートルの先制アーチだった。同点の７回２死一塁では再び左腕シルバーのまん中低めの直球を左翼ポール際にたたき込む勝ち越し２ラン。今度も角度２７度のライナーで飛距離１２８メートルの完璧アーチ。この日の３打点で打点王レースでもメジャートップタイとなった。

　ローリーは７日のエンゼルス戦で２５、２６号を打った後、出場７試合に２５打数４安打と凡打が続いていたが、１７日のレッドソックス戦で８試合ぶりに２７号グランドスラムを含む６打点と、打撃が復調してきた。

　

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