阪神・藤川球児監督(44)が25日、昨オフから全体練習時のハーフパンツ着用の導入を球団に直訴していることを明かした。12球団で“半パン”を導入していないのは阪神のみ(広島はホームゲーム限定で可)。
一方、新幹線など移動時に着用するチーム統一のポロシャツの導入は決定。既に製作段階にある。また藤川監督が発案したビジターゲーム後に着用するチームウェアは完成し、リーグ戦再開初戦の27日・ヤクルト戦(神宮)から運用スタート。指揮官は「オンとオフのスイッチの入れ替えをするために」と改めて意図を説明し、将来的に「アパレル商品化して街を歩いてもらえたら」と思い描いた。
選手のコンディション維持を第一に酷暑対策に乗り出し、さらに魅力あるチームづくりを追い求め続ける藤川監督。この日は、甲子園で行われた全体練習を見守った。現在2位で並ぶDeNA、広島と3・5差の首位。一丸で厳しい夏を乗り越え、歓喜の秋に向かう。(中野 雄太)
〇…藤川監督が、湯浅とともに1軍合流した門別を今後リリーフで起用する方針を明かした。高卒3年目左腕は今季8試合中7試合で先発し、プロ初勝利を挙げるなど2勝3敗の防御率4・54。