◆米大リーグ エンゼルス―レッドソックス(25日・米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルスの菊池雄星投手が25日(日本時間26日)、本拠のレッドソックス戦に先発。7回を3安打12奪三振で2失点(自責点0)。

3勝目の権利を持って2番手に託した。

 菊池は1回1死からデュランのゴロを、この日遊撃に入ったキンゲリーがファンブル。後続打者に安打と四球で迎えた2死満塁で、ストーリーに4球連続ファウルで粘られた7球目の内角低めの直球を左前に運ばれ2失点。

 しかし、2回以降は直球から決め球を変化球に変えると5回まで3、2、2、3の三振を奪うなど今季最多の12奪三振でレッドソックス打線を抑え込んだ。

 打線も4回にアデルとダーノーの連続アーチで同点に追いつくと、5回に同じコンビが連続タイムリーで勝ち越してくれた。菊池は6、7回も3者凡退に仕留めて今季最多の105球投げストライクが75とストライク率71・4%で1四球だけの絶妙な制球力を披露。防御率は2・79となってリーグ8位まで進出した。

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