ウエスタンリーグ・くふうハヤテ　先発の大石航が阪神に自己ワースト１１安打８失点
５回２死で降板したくふうハヤテ・大石（左から２人目） 画像（1枚）

◆ウエスタンリーグ　くふうハヤテ４－１０阪神（２６日・ちゅ～るスタジアム清水）

　くふうハヤテは阪神に４―１０で敗れ２連敗。先発した大石航投手（２３）が４回２／３を自己ワースト１１安打８失点（自責５）と打ち込まれ、５敗目を喫した。

３―４の５回１死満塁で、阪神・百崎に左翼への２点適時打を許した。１点を追加された後、井坪に右前適時打を浴びて降板。「直球は走っていたけど、いつもストライクを取れるところを取れなかった。相手にバレバレの状態で投げていた」とうなだれた。

　藤枝明誠高出身の左腕はフレッシュオールスター（７月２０日・丸亀）に初選出。今季加入してから最速１４７キロまで伸び「自分の持つ全部の力を出せるようにしたい。年齢が近いチームメートと話せるのが楽しみ」と語った。

　コーチ兼任の藤岡好明投手（４０）とは毎日のようにキャッチボールを行い、投球時の動作確認を続けた成果で直球のシュート回転が少なくなった。「きょうは発揮できなかったけど、安定感につながったと思います」。晴れ舞台に向け、鍛錬を重ねていく。

（伊藤　明日香）

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