◆パ・リーグ オリックス10―2楽天(27日・京セラドーム大阪)

 オリックスはリーグ再開後の初戦に14安打10得点で快勝し、パ・リーグ通算5000勝を挙げた。この日から毎年恒例の人気イベント「Bs オリ姫デー2025 supported by エクスドリーム不動産」がスタートし、オリメン投票で10位だった西川龍馬外野手(30)が4回に左前への2点適時打を放つなど4安打4打点。

全5打席出塁で連続マルチヒットを5試合に伸ばし、特別ユニホームを着用したオリ姫に今季最多の貯金9をささげた。

 リーグ戦再開日の京セラDに、オリ姫たちの笑顔が咲いた。午前6時に到着したファンを先頭に、ショップ前の行列では約400人が待機。午前11時の開店と同時に、オリメン投票でトップ10入りした各選手のフェイスタオルなど14種、120点のグッズの“争奪戦”が繰り広げられた。

 今年のテーマは「メガネ男子」。メガネ姿に変身したオリメングッズで最も人気を集めたのは、シークレットで販売された社員証風トレーディングカードだ。スポーツ報知のタブロイド新聞「オリ姫デー特別号」も店頭に陳列。大阪市在住の20代女性は「智弁学園の時から広岡一筋。絶対に買おうと決めていた。ヤバい、大好き、カッコよすぎる!」と、オリメン1位で飾られた表紙に興奮しきりだった。

 この日の試合では、来場者2万人に“CASUAL”ユニホームを配布。ピンク、ライトブルーなど、鮮やかな色で埋め尽くされたスタンドの後押しを受け、オリメンたちは爽やかにグラウンドを駆けた。

(南部 俊太)

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