◆パ・リーグ 西武2―5日本ハム(27日・ベルーナD)
西武はリーグ戦再開初戦を白星で飾ることはできなかった。
先発したエース・今井達也投手がアクシデントにより、1点リードの3回2死一、二塁、万波に対しカウント2―1となったところで緊急降板。
その後はトレイ・ウィンゲンター投手、佐々木健投手と無失点でつなぎ、8回からは甲斐野央投手が登板。先頭は遊ゴロに打ち取ったが、連打と四球で1死満塁のピンチを招き、万波に右翼手の頭上を越える二塁打を浴び2点を勝ち越された。続く山県にも中犠飛を許し追加点を許し降板。1回5失点と打ち込まれた21日・巨人戦(東京D)以来の登板だったが、リベンジは果たせず2試合連続の複数失点となった。甲斐野のあとを受け、8回途中からは羽田慎之介投手がマウンドに上がった。
打線は2回に相手失策により先制。3回にはこの日左足首捻挫からの1軍復帰を果たしたばかりのドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手が今季5号ソロを放つなどリードする展開だったが、以降は好機こそ作るも打線がつながらなかった。