◆JERA セ・リーグ ヤクルト4×―3阪神(27日・神宮)

 阪神・森下翔太外野手は執念のバントを敢行した。

 両軍無得点の4回無死一塁。

ヤクルト・ランバートの初球でバント。三塁側へファウルとなったが「先制点がほしかったので、どういう形でも後ろにつなぎたかった」と通算0犠打の主砲が執念を見せた。

 カウント2―2からの5球目、自身20打席ぶりの安打となる三塁内野安打。スタートを切っていた一塁走者・中野が一塁送球間に三塁を狙い、失策を誘発。森下の執念が先取点を呼び込んだ形だ。

 チームは今季5度目のサヨナラ負け。「もっとやれることがある。あした切り替えてやります」と力を込めた。

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