◆JERA セ・リーグ DeNA9―5広島(7日・横浜)

 DeNAは7日、牧秀悟内野手(27)が都内の病院で「左MP関節尺側側副靱帯(じんたい)修復術」を行ったと発表した。球団を通じ「手術をすることを決めました。

シーズン中の手術なので迷いはありましたが、これを機に自分を見直せるいい時間になると思います。自分の限界を作らず、成長した姿をお見せできるようにリハビリ頑張ります」とコメント。今後はリハビリ組に合流する。

 牧は今月1日に「上半身のコンディション不良」で出場選手登録を抹消されていた。左MP関節とは左手親指つけ根にある関節のことで、その内側にある靱帯の手術に踏み切った。過去の同様の症例では競技復帰までは2か月程度かかっており、レギュラーシーズン中の復帰は厳しい状況。桑原2軍監督も「代わりの利かない選手。CSに向けてトレーナー陣も全力で頑張っています」と語るなど、CSでの1軍復帰が現実的な目標となっている様子だ。

 今季、93試合に出場し、打率2割7分7厘16本塁打49打点と主将、4番としてチームをけん引していた牧。首位・阪神を必死に追っている状況の中で背番号2の長期離脱は痛手だが、復帰まで勝ち進むしかない。

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