★中京2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ブレスドナイル

 昨年11月のデビューから7戦して掲示板に入ったのが4回。ワンパンチ足りない状況が続くが、前走が休み明けで0秒4差の5着と復調しつつある。

 今回は「期待値高い外国産馬」と「能力指数が上位」が激走馬に挙がった要因で、前走の能力指数が過去最高の数値を算出している点が大きい。

 鞍上は佐々木大輔騎手。バイタルジョッキーには選ばれていないが、前日の札幌ではエルムSで重賞制覇を飾るなど調子を上げたまま中京に乗り込んできた。

★札幌7R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ストレイトアスク

 デビューから7ハロン戦に起用されてきたロードカナロア産駒は前走で初めて6ハロン戦に投入。現クラスでは頭打ちの状態だったが、0秒4差の3着に好走した。

 G1・2勝を挙げた母ストレイトガールも4歳夏の北海道シリーズの6ハロン戦で本格化。当時の500万から4連勝でオープンも勝ち上がっている。

 激走馬に挙がった要因は「前走より枠順が好転」と「末脚性能が上位」の2点。母系の成長曲線を考えるとようやく覚醒した可能性は高いかもしれない。

★新潟12R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=クレオズニードル

 昨秋の中山マイルで新馬勝ちしたファインニードル産駒。その後は結果がひと息だったが、今回の舞台と同じ前走は0秒2差の2着と復調の兆しを見せた。

 逃げ切り寸前で勝ち馬の決め手には屈したが、タフなペースでもしぶとい粘りを発揮。

馬体重18キロ増で前走で減った体を戻してきた点も大きかった。

 激走馬にピックアップされた要因は「配当妙味ある厩舎所属」と「性別補正で浮上」。今回もすんなり主導権を握れそうな顔ぶれで今度こそ押し切るか。

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