◆卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 第3日(9日、横浜BUNTAI)

 女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク11位のカットマン・橋本帆乃香(デンソー)が同1位の孫穎莎(そん・えいさ、中国)に第1ゲームを先取したが、1―3で逆転負けを喫した。

 先手を取った。

第1ゲームは橋本の精度の高いカット打ちで、孫のタイミングを外して11―6で奪った。しかし、日本開催のホームだが、中国の大声援が鳴り響く中、孫がじわりと反撃。ゲームカウント1―1の第3ゲームは、橋本が2―0からリズムに乗ったかと思われたが、孫に逆転され、ゲームカウント1―2の最終ゲームは1―11で屈した。

 8日の1回戦では、同12位の鄭怡静(台湾)を3―0で下し、対海外選手の連勝を「41」に伸ばした。28年ロサンゼルス五輪を見据え、27歳は「引退するまでに後悔なく卓球人生を送りたいと思った」と4月に所属先や練習環境を一新。1月時点で31位だった世界ランクは自己最高の11位まで浮上し、今大会はホスト国のWTT推薦ワイルドカードで出場が決まった。ホームのファンの前で、世界1位相手に奮闘を見せた。

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