◆米大リーグ ドジャース5―1ブルージェイズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのM・ベッツ内野手(32)が8日(日本時間9日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「2番・遊撃」で先発出場。5回に決勝の12号逆転2ランを放つなど2安打3打点でチームの勝利に貢献した。

 1点を追う5回。右中間へのエンタイトル二塁打を放った1番・大谷を塁に置き、ベッツが打席へ。通算218勝右腕・シャーザーの初球だった。85・6マイル(約137・8キロ)スライダーが甘く入ったところを見逃さなかった。打球速度101・7マイル(約163・7キロ)、打球角度25度、飛距離389フィート(約118・6メートル)で左翼席に着弾。7月5日(同6日)のアストロズ戦以来、24試合ぶりとなる一発だった。

 今季は東京シリーズ開幕前に体調不良を訴え、体重は一時11キロ激減するなど災難に見舞われ、この日の試合前の時点で打率2割3分6厘、11本塁打、48打点と不振が続いている。それでも、この日は守備でも好守と躍動。試合後は地元放送局のインタビューに応じ、「妻に感謝を伝えたい。妻は間違いなく、僕に自信を与えてくれた一番の存在。ありがとう、ハニー。そして、誕生日おめでとう」とブリアンナ夫人への思いを口にした。

編集部おすすめ