◆JERA セ・リーグ DeNA3―4巨人(9日・横浜)

 巨人がDeNAに連勝。3位・DeNAとのゲーム差を2・5とした。

プロ初勝利を目指し、今季初登板初先発した又木鉄平投手は、3回に2点を先制され、4回まで投げ5安打2失点、68球で降板。3―3の8回に代打・大城卓三捕手の決勝犠飛で勝ちこし、救援陣が守り切った。同点に追いつかれた後の7回2死二、三塁で登板し4番・宮崎敏郎内野手を右飛に打ち取る好救援をみせた菊地大稀投手が2年ぶりとなる今季初勝利を挙げた。マルティネス投手は33セーブ目。

【巨人・又木鉄平投手の一問一答】

ー初勝利ならずもチームは勝った

「グリフィンの代役として投げて、チームが勝てて、そこが一番よかったです」

ー今日投げてみての課題、収穫は

「とにかくゾーンで勝負できたっていうのと、試合前にもバッターと勝負する、っていう気持ちの中で向かっていきましたし、打たれたところも自分が納得してないボールとか、投げ切れてないっていうところじゃなかったので、そこは良かったところかなと。あとは先発として5イニング、6イニング、7イニング投げられなかったっていう責任を感じて、中継ぎ陣に負担をかけてしまったので。そこは先発をやる上で大事なことかなと思います」

ー長いイニング投げるためのこれからの課題は

「試合中に監督から『変化球の腕の振りが緩んでしまう』っていうところを指摘していただいたので。決め球の精度だったりっていうのは、追い込んだ中で三振が今日、1つしかなかったので、そこをもっと詰めなきゃいけないなと」

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