◆陸上 第65回実業団・学生対抗(9日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)

 女子100メートル障害決勝は、世界選手権の初代表を確実にしている中島ひとみ(長谷川体育施設)が、12秒71(追い風1・1メートル)の好タイムで優勝した。

 7月23日の国際競技会(フィンランド・タンペレ)で日本歴代2位の12秒71で優勝し、世界陸上東京大会(9月)の参加標準記録(12秒73)を突破したのに続き、再現力を発揮して再び参加標準記録を突破しての頂点に笑顔が弾けた。

「フィンランドから帰ってきて、標準記録を切らしてもらったあとの最初の国内のレースだったので、違う意味でいろんな緊張感があったんですが、少しまた殻を破れた気持ちと、もっともっと上を目指そうという両面ある気持ちです」と手応えを話した。

編集部おすすめ