◆第107回全国高校野球選手権大会第5日 ▽1回戦 明豊6―2市船橋(9日・甲子園)

 明豊の左腕・寺本悠真(3年)が先発で7回1失点に抑え、9回に再びマウンドへ。最後を締めて、自身3度目の甲子園で初勝利を挙げた。

同校3年ぶりの白星に導き、「ここ数年、勝てていなかった。去年は悔しい思いをしたので、成長した姿を見せられた」と胸を張った。

 2年春は敦賀気比(福井)との1回戦に先発し、7回途中まで無失点に抑え、チームは1―0でサヨナラ勝ちした。2年夏は小松大谷(石川)との1回戦に2番手で登板。1/3回で失点を許さなかったが、4―8で敗れた。聖地では計15回で1失点。「持ち味の打たせて取る投球ができた」と、計127球の熱投に充実感を漂わせた。

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