第107回全国高校野球選手権(甲子園)は10日、天候不良が予想されるため、予定されていた4試合が中止となった。これら4試合は11日に振り替えられた。
練習は冒頭15分間のみ報道陣に公開され、投手陣は15~20球ほどマウンドで投げ込み、野手陣はフリーバッティングで汗を流した。
河崎広貴主将(3年)は「早く試合がしたい。その気持ちの中でもしっかり準備はしていきたい」と来阪してから10日ほどたって、いよいよ迎える聖地での戦いに欲(よく)を出した。
藤井潤作監督は「みんなそれなりにしっかり振れていた。調子悪そうな選手はいないので安心した」と好感触。日大山形戦(山形)で勝てば31回目の夏の甲子園で通算40勝を達成する。指揮官は「チームは2009年以来、夏は勝てていないので、なんとかまず1勝をもぎとりたい」と意気込んだ。