◆第61回札幌記念・G2(8月17日、札幌競馬場・芝2000メートル)

 トップナイフ(牡5歳、栗東・昆貢厩舎、父デクラレーションオブウォー)が復活だ。シャフリヤール、ジャックドールなどG1馬も出走していた23年にプログノーシスの2着。

ホープフルS2着など重賞4度の2着があり、今年のメンバーなら実績的にも上位だ。

 膝蓋(しつがい)骨の脱臼癖を改善するため手術を行い、今回が叩き3走目。1週前追い切りでは、前走でも手綱を執った横山和生騎手(レースは横山典弘騎手)が騎乗し函館・芝コースで5ハロン66秒2―11秒1とラストは目を見張る伸び脚。「『函館記念よりもいい。トモ(後肢)の感じが全然違う』とジョッキーも言ってくれた。ガラッと変わってきた感じですね」と上昇ムードを伝えた昆助手。本来の状態に戻れば、ここでも上位争いに加われる。(戸田 和彦)

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