8月16日の新潟の新馬戦(牝馬限定、芝1400メートル)でデビュー予定のジャストマイウェイ(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎、父ノーネイネヴァー)は、スピード豊かな血統馬で注目したい。祖母イマジンは01年の愛1000ギニー、英オークスを制したG1馬で、今年の新種牡馬で仏G1馬のヴァンゴッホを叔父に持つ良血が魅力だ。
Wコースでの1週前追い切りは、6ハロン82秒5―11秒8を馬なりでマークして、内アマキヒ(3歳2勝クラス)に先行する形から、直線も馬なりで約1馬身先着した。国枝調教師は「牝馬にしては馬格があって、いいスピードがある。気性も前向きでいいね。パワーがあるので押し切ってくれる感じかなと思います」と、初戦からトーンは高め。来春に定年解散が控えている国枝厩舎の最後の2歳世代は、すでに3頭が勝ち上がっており、ジャストマイウェイも続くと期待したい。(坂本 達洋)