大相撲の夏巡業が10日、山形・山辺町で行われ、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が、ぶつかり稽古で胸を出すなどして汗を流した。

 山形県は父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の地元で、部屋の後援会の拠点もあるゆかりの土地。

会場ではしこ名が呼び上げられる度に大歓声が起こった。「本来はご当所ではないが、温かく皆さんに向かい入れていただいて、盛り上がっていただいてありがたい。山形の皆さんが応援してくれることは本当にうれしい」と感謝した。

 3月の春場所から3場所続けて8勝7敗。巻き返しを期す秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)向けては「自分のやるべきことをしっかりやるだけ」と語った。

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