◆卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 最終日(11日、横浜BUNTAI)

 男子シングルスで3年ぶりVに王手を懸けた世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)の決勝の相手が、世界ランク2位の王楚欽(おう・そきん、中国)に決まった。

 同日昼頃の準決勝で張本智は、世界31位のカナク・ジャ(米国)を4―1で退けて、決勝に進出。

準決勝第2試合で、5月の世界選手権個人戦覇者の王が昨夏のパリ五輪銀メダル・モーレゴード(スウェーデン)に4―0で快勝した。

 日本のエース・張本智と王による決勝は午後6時半に開始予定。過去の対戦で張本智の2勝12敗。直近8連敗している強敵との決勝へ、張本智は「格上なので、自分は向かっていくだけ。でも捨て身ではなく、しっかりチャレンジャーの気持ちでプレーしたい。何よりも決勝で勝つという強い意志で臨むことが一番大事だと思う。横浜の皆さんの力を借りて、決勝でどっちが来ても絶対勝つように頑張りたい」と決意。22年7月に初開催されたハンガリー・ブダペスト大会以来、3年ぶり2勝目に挑む。

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