◆米大リーグ ブルワーズ7―1パイレーツ(11日・米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)
ナ・リーグ中地区で快進撃を続けるブルワーズが11日(日本時間12日)、本拠のパイレーツ戦に7―1で快勝し10連勝を飾った。今季は7月にも11連勝しており、シーズン2度の2桁連勝はチーム史上初。
現在、左けい骨打撲のため負傷者リスト(IL)入りしている脅威の新人J・ミジオロウスキー投手がデビューしてからシーズンの流れが変わった。デビュー前時点で36勝33敗でカブスに5・5差を付けられていた。ところが、ミジオロウスキーがデビューして以降は38勝11敗というハイペース。この間、1点差試合に13勝4敗という接戦の強さが際立っている。
打線は2018年のMVPイエリチがチーム最多の22本塁打、75打点と大きな故障なく過ごしているのが大きい。一方、先発陣はペラルタ(13勝)、プリースター(11勝)、キンタナ(10勝)と2桁勝利が3人。それに2022年に13勝し、昨季は右肩手術で全休したウッドラフも戻ってきて4連勝中。大崩れしそうにない陣容がそろっている。