◆米大リーグ アストロズ7―6レッドソックス(11日・米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手が11日(日本時間12日)、敵地のアストロズ戦、ベンチスタートだったが7回に代打で登場し、右翼線にタイムリー二塁打を放ち、代走と交代しベンチに下がった。打率は2割5分8厘となった。
4点ビハインドの7回2死二塁だった。吉田は右腕ネリスのカウント1―2からの低めのスプリットをすくい上げた。打球は右翼線に落ちるタイムリー二塁打。悠々と二塁を陥れた吉田は両手を挙げてベンチからの声援に応えた。
吉田は現地7月30日、敵地のツインズ戦の9回に、内野手のクレメンスの83キロの山なりのボールを強振し、右翼席にたたき込んで今季第1号。8月8日パドレス戦でも2号2ランを放つなど復調気配。最近4試合で5打点目となった。
右肩手術から復帰した吉田は7月9日のロッキーズ戦で今季デビュー。後半戦は22試合でスタメン出場が14度。チームの打線好調でライバルも多くこの日が8試合目のベンチスタート。常時出場のためにもこのまま打ちまくりたい。
試合はその後レッドソックスがアンソニーの3号2ランで1点差に迫ったもののそこまで。