◆パ・リーグ 西武―ソフトバンク(13日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクの加速が止まらない。今季2度目の6連勝。

2位・日本ハムに3連勝した勢いのまま、初回に一挙5点を奪った。中盤に追い上げを許したが、7回から藤井、松本裕、杉山が3イニング連続3者凡退。流れが傾きかけたところで、小久保監督は「それを上回る後ろの3人。あの流れを切るのは、やはり力がある証拠」と勝利の方程式を担うトリオをたたえた。

 7月13日からの1か月間は19勝2敗1分け。1分けを挟む9連勝、4連勝の後、さらに連勝中と無敵な上に、余力もたっぷりだ。周東は腰などの疲労で3戦連続欠場。軽めの打撃練習を再開したが、指揮官は14日も「スタメンはない」と先を見据えた。左脇腹痛の今宮と右脇腹痛の栗原は12日から2軍戦で実戦に復帰しており「週末まで2軍で出て、そこで一度(昇格の可否を)判断」と予告。ただ、主力が戻っても起用を悩むほど戦力が充実している。最短での優勝マジック点灯は15日になったが、秒読みだ。(安藤 理)

編集部おすすめ