◆米大リーグ エンゼルス―ドジャース(13日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 ドジャースのマックス・マンシー内野手(34)が13日(日本時間14日)、敵地・エンゼルス戦のスタメンを急きょ外れた。当初発表されたスタメンには「5番・三塁」で名を連ねたが、その後外された。

ロバーツ監督は右脇腹を試合前の練習中に痛めたことを明かした。

 ロバーツ監督は「当初、ムーキー(ベッツ)には予定された休養日を与えるつもりだったが、その後、マックス(マンシー)がケージに入ってルーチンを始めた際に、右脇腹に少し張りを感じた。したがって我々は、用心のために彼を休ませる判断をした。彼(マンシー)は日々の状態次第だ。まず検査を受ける予定だ。今夜は当然出場しないが、数日間は休ませた上でマックス(マンシー)がどう反応するかを見る。マックスは昨年と同じ(症状)ではない、筋肉の問題ではないと感じているようだが、検査を受ければ分かると思う」と説明した。

 マンシーは昨年5月にも右脇腹を痛めて負傷者リスト(IL)入り。5月途中に離脱して、8月の復帰まで約3か月を要した。今季は左膝を痛めて7月にIL入りしたが、今月4日(同5日)に復帰したばかり。復帰後の8試合では4本塁打を放つなど、存在感を示していた。

 この日、すでに試合の終わったパドレスが5連勝で単独首位に浮上。

3連敗中のドジャースは4月以来となる2位に転落した。野手ではエドマン、E・ヘルナンデス、金慧成と内野手に故障者が続出し、投手陣も先発はスネル、グラスノー、大谷、シーハンらが復帰して頭数はそろってきたが、救援陣がスコット、イエーツ、スチュワートと離脱者が増えて苦しい台所事情となっている。

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