◆米大リーグ レッズ8―0フィリーズ(13日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)
フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が13日(日本時間14日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打、3三振で2試合連続で本塁打は出なかった。
レッズの先発右腕・グリーンに対し、初回1死走者なしの1打席目はフルカウントから内角低めのスライダーに手が出て空振り三振。
10日(同11日)の敵地・レンジャーズ戦で3試合ぶりの本塁打となる42号を放ったシュワバーだったが、前日12日(同13日)の敵地・レッズ戦は4打数無安打で不発。本塁打王を争うドジャースの大谷翔平投手(31)が4戦連発の43号を放ったことで、2位となった。
22年には46本塁打を放って本塁打王に輝いたシュワバー。大谷は23年にエンゼルスで44本、24年にドジャースで54本塁打を放ち、2年連続本塁打王に輝いている。リーグ3位で36本塁打のスアレスはダイヤモンドバックスからア・リーグのマリナーズに移籍して本塁打王争いから離脱。続く4位のソト、アロンソ(ともにメッツ)は28本とあって、ナ・リーグ本塁打王争いは事実上シュワバーと大谷の一騎打ちとなっている。レギュラーシーズンは残り約1か月半だが、2人の争いはデッドヒートしている。