巨人・井上温大、ベースカバーも「いつもより頭に入れて」…長嶋さん追悼試合先発「勝たなきゃいけない試合」
左腕にテープを巻いてトレーニングする井上 画像（1枚）

　巨人の井上温大投手（２４）が１５日、６月３日に８９歳で死去した長嶋茂雄さんの追悼試合として開催される１６日の阪神戦（東京Ｄ）でミスターに勝利を届けることを誓った。「特別な試合」「勝たなきゃいけない試合」とこの一戦の重要性を再認識した上で、「試合に入ったらいつもと変わらずに自分がやるべきことに集中して投げたい」と、５月２１日の阪神戦（甲子園）以来の白星となる４勝目を目指す。

　今季はここまで３勝６敗、防御率３・３１。前回、５回途中３失点だった７月３１日の中日戦ではベースカバーを怠るなどして、１日に出場選手登録を抹消された。「ベースカバーも自分は失敗しているので、いつもより頭に入れて試合に臨みたい」と集中力を高めた。

　１５日は東京Ｄでキャッチボールなどで調整。「２軍の試合でも良い感覚もつかめたので、いいイメージを持って試合に臨める」と自信を持って負けられない一戦に向かう。

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