◆JERAセ・リーグ 中日3―4DeNA=延長10回=(15日・バンテリンドーム)
中日がまたも連勝を逃した。10回に登板した福は先頭の三森の打球が左膝に直撃し、そのまま降板。
8回に勝ち越しを許した直後はボスラーが10号ソロを放ち、再び同点とした。9回に登板した松山は1死二、三塁の大ピンチから桑原と佐野を連続三振。直後の攻撃で先頭の山本が右前打を放ったが、石伊がバントを決められず、代打・ブライトも二ゴロ併殺に終わった。チームは7月20日に7連勝が止まってから連勝がなく、8月7日以降は勝利と敗戦を繰り返している。
先発の金丸は6回6安打2失点で、同点のまま交代。6回は1死一、二塁を迎えたところで井上監督がマウンドへ。ゲキをもらってピンチを切り抜けた。「状態はそこまで良くなかったですが、最後のピンチの場面で粘れたことは良かった」と振り返りながら「右打者のインコースに投げきれなかったことが配球の組み立てを難しくした要因だと思います」と反省。待望のプロ初勝利をつかんだ前回登板から2戦連続の白星はならなかった。